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第46回・誰も井内
●2007年7月9日
●秋田市中心部→潟上市→井川町井内→五城目町→秋田市中心部
 
人はどうしてチャリにまたがるのか・・・
こんな馬鹿で、無鉄砲で、意味分かんない旅を続けてこれた自分。
原点に立ち返ろうと思ったのだが、どうやらこれが最後みたい。
もはやこれまでか。
気・が・つけば・・・・♪(午後ティーのCMのあやや調で・・・)
時が流れ過ぎていた。

2007年7月9日、文化祭の代休。
目指すは「郵便局へ行こう」ということで南秋。
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大久保駅西側の田んぼ(潟上市昭和大久保)

夏風であるがむさ苦しい。遥か西に寒風山。東には俎山がはっきりと見える。
飯田川の神明社を左折して浜井川に向かう。
小玉醸造の工場らを初めて見たかもしれない。
なんか趣き深いゆーかレトロ。さすがは「酒は天下の太平山」である。
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上堤敷の「けやき」(潟上市飯田川飯塚)

上堤敷(うわづつみしき)という飯田川と井川の境にある立派な欅。
一里塚の役目も果たしたそうな。
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趣ある井川町役場(南秋田郡井川町浜井川)
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役場敷地内にある「板碑」(南秋田郡井川町浜井川)

ここで井川の親方を待つことにしたのだが、待てど暮らせど連絡が来ない。
待っているのもアレなので上井河方面に向かうことにした。
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坂本城(南秋田郡井川町坂本)

途中、井川の坂本を通過。ここも中世は安東氏の重要な拠点になった地である。
ちなみに坂本城の跡に井川中学校がある。あの有名な井川中である。
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さて県道228号線・上井河路(南秋田郡井川町葹田)

でも「葹田(なもみだ)」っていう地名読めなくないですか?
難解な地名ですよね。
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やってきました広域農道との交差点(南秋田郡井川町大麦)

でもこの看板おかしいですよ。行き先は井内なのですが・・・
ローマ字表記が「iani」になっちょる。w

アップダウンを繰り返して井内(いない)へ。
誰もいないと思いきや広大な集落が広がる。もっと奥まで県道は続いているのだが・・・
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ゲンジボタルの里「井内」(南秋田郡井川町井内)
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井内神社(南秋田郡井川町井内)

井内神社裏手のぽっこりとした小高い丘は中世の館跡「井内館跡」である。
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井内館跡(南秋田郡井川町井内)

親切な井川町は町中の至るところの名もなき史跡に標柱を見かける。
訪問者に親切すぎる井川町。私は嬉しい悲鳴をあげた。
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井内を流れる「井川」(南秋田郡井川町井内)

旅は続く。また来た道を戻り黒坪から五城目方面に。
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馬場目川(南秋田郡五城目町)

久々に五城目の中心部に。街の中心部にチャリで来たのは初めてだが・・・
綺麗に整備された街である。
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福禄寿製造元と丸ポスト(南秋田郡五城目町)

五城目を後にして森山の麓を岡本、浦横町へ。
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五城目のシンボル「森山」(南秋田郡五城目町浦横町)

うー暑苦しい。気温は28℃。すれ違う人々に暑いねーと声を掛けられる。
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三浦氏居館「浦城」(南秋田郡五城目町浦横町)

この後、八郎潟町真坂に抜けて国道7号を南下。
いつものように一日市商店街であんごま餅を購入。
井川の親方と連絡が着いたので彼の家にひた走る。
再び役場前。

彼の家をけっこう遅くに出たのだが・・・・
この後、事件は発生。
スーパーセンターA前の国道285号線でタイヤがパンク。

もう一度言おう。

タイヤがパンク。(チューブがパンクではない。)

だが、この事実に気づくのは自宅に帰ってからである。

私は甘く見ていた。いつもの大久保サイクルがあるということに。

衝撃の結末は・・・・!(語らない)

もうチャリ旅には行かないかもしれない。というわけで自称完結。
公開日   2007年7月9日
最終更新日 2020年4月2日
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